「JOMO」とは、Joy Of Missing Out、すなわち「無い喜び」のことです。モバイル端末があって当たり前の環境で育ってきたデジタルネイティブの中には、時折、意図的にスマートフォンの電源を切ったり、自宅に置いて外出したりする人の数が増えています。
LINAKはこのトレンドが意味するユーザーの気持ちを十分に理解し、それをサポートできるよう、この社会現象に対する理解を製品開発に反映させています。
さまざまなベネフィット– 高いコスト
スマートフォン革命が世界中の人々のクオリティ・オブ・ライフの向上に大いに貢献したことは疑いの余地がありません。
仲間づくり、計画、情報収集、遠く離れた家族との近況報告、各種支払いや残高照会などなど…。私達の生活はより簡単、よりスピーディ、より効率的なものになりました。
しかし、最近の研究では、多くの人々がスマートフォンの素晴らしいサービスや技術を認識しつつも、クオリティ・オブ・ライフの低下の原因になりうると気づき始めていることを示しています。「モバイルテクノロジー」が提供するパワーとスピードは、生産性や応答時間に関するユーザーの期待を高い水準に押し上げてしまいました。 私達は昼も夜もなく、常に効率的でなければならないと感じるようになりました。
スマートフォンから離れて失うもの… 何1つありません
スマートフォンの電源を切ると世界との唯一のつながりを切断されるようで辛い…それはあなたの空想にすぎないかもしれません。ユーザー、特に、デジタルネイティブは、四六時中スマートフォンにしがみついていなくとも、生きていけるということに気づき始めたようです。むしろ、時々、意図的にオフラインにすることで、クオリティ・オブ・ライフをさらに向上させるようになりました。
食事中にはスマートフォンの電源を切り、自然の中を散歩する際には携帯を家に置いていく生活は、近年、「オフライン・ウィークエンド」と呼ばれる1つのステータスを獲得しています。休暇中はスマートフォンを家に置いていく人々も増え始めています。
LINAK®で寝室をオフライン化
もちろん、私達の日常生活において、さまざまな理由で携帯端末は未だに必要です。しかし、休息時間の大切さがより認識されるようになり、静かな「1人の時間」や友人や家族とより親密な時間を過ごすことを優先するようになりました。そのトレンドの中、スマートフォンを寝室に持ち込みたくないと考える家庭用ベッドユーザーのために、LINAKはスマートフォンの機能を一部備えたコントローラーを提供しています。
コントローラー HC40はその一例です。「Standard」バージョンと「Advanced」バージョンからお選びいただけます。Advancedバージョンはオフライン化トレンドをしっかりとサポートし、従来のベッド調節機能に加え、携帯電話と同じく日時表示ディスプレイ、トーチライト、アラーム(オプション)などの機能を兼ね備えています。
各ユーザーに最適なコントローラーであることを実感いただき、素晴らしいユーザーエクスペリエンスを提供するために設計されました。
スマートフォンを寝室に持ち込まず、それでもスマートフォンの便利な機能を寝室で引き続き利用できるようになりました。LINAKが製品開発をする際に、どのようにオンライン化とオフライン化を考慮しているかについてのご質問や、お客様に最適なソリューションのご相談はお近くのLINAKオフィスまでご連絡ください。
*) Julie H. ArandaとSafia Baig.2018.「JOMO」に向かう世界:Joy of Missing Out and the Freedom of Disconnecting, (MobileHCI '18) スペイン・バルセロナ。