Lockhard Llc.が創立されたのは2014年。 同社は特殊アルミ構造やリフト、昇降作業台を備えた足場を設計・製造しており、 建設業や仕上げ業、電気・配管業、清掃業をはじめ、記念碑のメンテナンスやその他の高所での作業が必要な各種保守サービスなど、幅広い業界に製品を提供したいと考えています。
電動ソリューションの価値に気づく
創立から間もない2015年、Lockhard LIc.は同社のリフト第1号で使用していた油圧式シリンダーに変わる選択肢を調べていました。 そんな中、市場での評価が最終決定に大きな影響を与えたと言います。
「産業セクターにいる当社のパートナーや専門家に尋ねたところ、 多くの方々が電動ソリューションの信頼性と品質を高く評価していました」と語るのは、同社のMichał Leonhard社長です。 「LINAKに決めた理由は、選択肢を検討している際に目にした、さまざまな企業が評価していたLINAKのオープンな社風、当社のニーズに合わせて部品を改良できる適応力、そして高い製品の品質でした」。
Lockhard LIc.が最終的に決めたのは、電動シリンダ- LA36でした。 LA36は、LINAKが提供する製品の中でも最高水準の耐久性とパワーを兼ね備えたシリンダーで、 各種オペレーション、特に極めて過酷な環境での作業に適しています。 この製品の最大推力は6,800 Nで、製品寿命が長く、高い保護等級(IP)があります。
- リフトの種類により搭載するシリンダーの数は異なりますが、このシリンダーがかごを昇降させます。 「シリンダーのストローク長120 cmを伸ばすためベルトを別途設置しています」と説明するのは、LINAKのポーランド支社のセールス・マネージャーであるPaweł Wółkiewicz。
未来は明るい
Lockhard LIc.は欧州の各国や日本、オーストラリアでも営業を展開する国際的企業で、 今後、アメリカやポルトガル、イスラエル、リトアニアにも拠点を広げる予定です。
一方、このポーランドの会社は、輸出関連市場だけではなく、住宅市場でも需要が高くなっていると言います。
「電動シリンダーを搭載するソリューションの需要が高まっています。 また、住宅用リフトや車椅子でも入れるリフトに関するお問い合わせ件数も大幅に増えています」 と、Michał Leonhard氏は教えてくれました。