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電動シリンダーを搭載した日除けシェードは耐久性あるソリューション

2000年、オーデンセにある南デンマーク大学(SDU)がLINAKの電動シリンダーを搭載した電動日除けシェードを取り付けました。 このソリューションは今も現役で、学生や職員が日射に悩まされずに勉強や仕事に集中できるようにしています。

SDU
オーデンセにあるSDUの敷地内にはいくつもの建物があり、その中には特徴的な茶色がかったファサード(建物の正面)があるものもあります。 これらの建物の窓には、ファサードと色を合わせたシャッターが取り付けられ、開閉して日光を遮断します。 電動日除けシェードが作られたのは20年以上前ですが、今日も順調に動作しています。 LINAK®の2本同期のの電動シリンダー LA32とコントロールボックスが200~250枚ものシャッターを開閉しています。 このシャッターの管理責任者であるSDUのテクニカルサポート部長Lars Tiedemann氏は、今もこのソリューションに満足しています。

シャッターが動く仕組み
シャッターは手動でも自動でも動かすことができます。 Tiedemann氏は次のように説明してくれました。 
「すべての部屋には、その部屋のシャッターをすべて開閉するスイッチが窓際に設置されています。 また、必要に応じて、中央管理スイッチでシャッターを開閉することもでき、 例えば、夜には自動的にシャッターが閉じるように設定しております」。 

Tiedemann氏は、安全性もこのソリューションの利点の1つであると言います。 
「風力および天候監視モニターが設置されており、風が強すぎるとシャッターが自動的に閉まります。 また、バックアップ用バッテリーが避難経路である窓に取り付けられており、 停電などの非常事態が発生した場合でも、シャッターを開けるようになっています」  

SDU
 
耐久性のあるソリューション
このソリューションは20年以上も前に作られましたが、今日も順調に動作しています。もっとも、この20年間には数回の調整を行いました。 そのうちの1回は、スピンドルへの改良でした。保護装置が取り付けられていなかったため、壊れやすい傾向にありました。 そこで、必要に応じて取り変え可能なスマート保護装置が取り付けられました。 

シャッターやヒンジ、そして電動シリンダーはすべて破損しないように年に1回定期検査が行われます。 正常に動作しなくなった電動シリンダーはこのとき新品と交換されます。 Tiedemann氏はこのソリューションへの満足度を次のように語っています。 
「私たちはこのソリューションを正常な状態に保つ努力をしています。 それにはコストがかかりますが、それは仕方がありません。 一方、このソリューションには本当に満足しており、今後も別のソリューションに変更する予定はありません」。 
 

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