競争の激しい建機業界でも高い評判を得ているHİDROMEKは、世界6大陸、100カ国以上のお客様に建機を販売しています。 同社は、研究開発に惜しみなく投資することにより実現している技術開発に成功の秘訣があると語ります。 同社のデザインスタジオマネージャーであるHakan Telışık氏は次のように説明してくれました。
「…当社は他社にはない優れた設計で高品質の製品を提供することに努めており、これによりお客様にご愛顧いただいております。 研究開発は当社にとって極めて重要で、日々改善できるようにたゆまぬ努力をしています。」
何かを決断する際には、製品品質と信頼を重視します。
油圧システムが一般的に使用されている重機の一部にLINAK® 電動シリンダーを採用することにより、HİDROMEKでは、設計工程が容易になっただけではなく、電動シリンダーならではの利点も享受できるようになりました。
「油圧システムでは配管を設置し、一定の圧力を掛け、専用弁で制御しなければシステムを動かすことはできません。 また、油圧システムとその部品は、専門のエンジニアによる定期メンテナンスが欠かせません。」と語るTelışık氏は、電動シリンダーの利点を次のように強調します。「電動シリンダーは設置場所が限られていません。また、電気だけで動かすことができ、定期メンテナンスも不要です。 つまり、設計や製造工程での自由度が大幅に向上します。このような利点から、当社では可能な限り電動シリンダーを選んでおり、これまで、電動シリンダーは何年もの間、問題なく稼働しています。」
具体的には、HİDROMEKのホイールローダーや新発売のソイルコンパクターシリーズでは、設計が容易であることに加え、メンテナンスサービスの際に作業箇所へのアクセスが容易になるよう、エンジンフードの開閉に電動シリンダー LA36を採用しています。
LA36 は、パワー、ストローク長、保護等級(IP)のどれをとっても理想的で、エンジンフードの開閉に最適です。
Telışık氏はLINAKをパートナーとして選ぶ理由を次のように語ってくれました。 「当社が目指しているのは、信頼できる高品質な製品をお届けすることです。ですから、部品メーカーも業界最高峰のメーカーを選びたいと思っています。 電動シリンダーの品質において絶対的な信頼を置くLINAKとは、販売面でも技術面でも素晴らしいパートナーシップを築いています。」
業界における電動テクノロジーの未来
建機業界では今後、電動技術が主流になることを見据え、この分野のパイオニアになることを目指すHİDROMEKは、電動車両専用ブランド「HICON」を手掛け、 ブランド第1号として、世界初となる電動掘削機「HİDROMEK HICON 7W」を開発しました。 2020年に原型が発表された同製品は現在、大量生産化に向けて着実に作業が進んでいます。
HİDROMEKは、 HICON 7Wのメンテナンスサービスの際に作業箇所へのアクセスが容易になるよう、メインのエンジンフードの開閉に電動シリンダー LA25 を選びました。 LA25 が選択された一番の理由はその小さなサイズにあると言います。
建機向け電動シリンダー ソリューションについて詳しくは、お近くのLINAKオフィスにお問い合わせください。