Actuator Connect™コンフィギュレーターの「パラレル」機能により、最大 8 台の電動アクチュエータを同期運転することがこれまでになく簡単になります。
LINAK®I/O インターフェース用Actuator Connect™コンフィギュレーターで設定可能な I/O電動アクチュエータのパラレル機能をハンターがご紹介します。
I/Oインターフェイスの詳細についてはこちらをご覧になるか、または最新のActuator Connectコンフィギュレータの無料バージョンをダウンロードしてください。
同期運転できる電動I/O™アクチュエータの台数は？
最大8台の電動シリンダーを同時に動作させることができるため、スムーズな同期動作が可能になります。パラレルは、複数の電動アクチュエータに重い負荷を分散させたい場合や、フードリフトなどに曲がることによる機械的ストレスを避けたい場合に最適です。電動アクチュエータは、メカニズムと構成の両面で、すべての機能にわたって同じ特性を持つことが前提条件です。
1台のI/O™電動アクチュエータをパラレルに変換することは可能ですか？
はい。すべてのI/O電動アクチュエータは紫色のワイヤーと並列運転が可能です。つまり、元々シングルアクチュエータとしてプログラムされていても、電動アクチュエータを並列運転に設定することができます。これにより、複数の I/O フル電動アクチュエータを簡単に保管し、後で並列動作するように設定することができます。
Actuator Connect™画面の左側のサイドバーに「パラレル」オプションが表示されます。選択すると、同期システムに接続する電動アクチュエータの台数を変更できます。
クリティカルパラレルとはどういう意味ですか？
パラレルは「クリティカル」システムとして機能します。これは、動作を可能にする前に、すべてのアクチュエータがシステムに存在する必要があることを示します。パラレルシステムは、シリアル番号が最も高いアクチュエータであるマスターによって制御されます。マスターはフォロワーに移動を命令し、ステータスメッセージを受信して、すべてが正常に機能している場合にのみシステムが実行できるようにします。誤動作を検出した場合、または以下のアクチュエータのいずれかが動作を続けにくい場合、マスターはシステム全体がシステムの最も遅い速度に従うように減速します。たとえば、用途で負荷が均等に分散されていない場合などです。
I/O™電動アクチュエータを使用すると、元々は1台の電動アクチュエータとして設置されていても、複数の電動アクチュエータを並列運転することができます。負荷の変動に関係なく、電動アクチュエータは移動時に正確な配置を保ち、マスターは常にフォロワーがシステムに存在することを確認することができます。選択すると、同期システムに接続する電動アクチュエータの台数を変更できます。意図した通りの動作を実現するために、同期システムで接続される全ての電動アクチュエータを全ての機能で同じ設定にすることは重要です。この作業を容易にするためにActuator Connectを使って、ある電動アクチュエータから設定をコピーして、他の電動アクチュエータに適用することができます。
