電動アクチュエータは、お客様のご希望に合わせて正確に設定できる、複数のデジタル位置出力オプションを提供しています。完全な柔軟性を提供するために、黄色と緑色のワイヤーは以下の出力に使用できます。
シングルホールまたはデュアルホールとしてのデジタル位置フィードバック。シングルホールは方向を考慮しないため、このロジックはPLCでプログラムする必要があります。デュアルホールには、AとBの2つの層があります。2本のアクチュエータコントロール線は専用になっており、電動アクチュエータがどの方向に動いているかを知ることができます。
アナログ位置フィードバックの補助として、あるいは独立した機能として、電動アクチュエーターが完全に収縮または伸長したときに信号を出すエンドストップ信号を選択することができます。仮想リミットがいずれかの方向に設定されている場合も、同じ信号が適用され、電動アクチュエータが新しいエンドストップに到達したことを示します。
また、電動アクチュエータで、例えば、機器内で何かが動いていることを示すためにLEDを点灯させるといった使い方ができます。
場合によっては、電動アクチュエータが予め定義されたエンドストップゾーンに到達するタイミングを知ることで役に立つことがあります。この機能により、電動アクチュエータがゾーン内またはこのゾーン内の電流制限に達したときにデジタル信号を送信できるゾーンを定義することができます。これにより、お客様のPLCにリミット信号が来る前に物理的なエンドストップに到達するようなアプリケーションの設計を強いられることがなくなります。
これらのデジタル信号のほとんどは、機器への組み込みを容易にするため、アクティブ”H”またはアクティブ”L”のどちらかを選択することができます。
LEDやコントローラーに電力を供給する方法をお探しの場合は、一定の高信号を選択することもできます。電動アクチュエータは、低電力デバイスに最大 100mAを直接供給します。