Actuator Connect™コンフィギュレータの「保護」オプションは、不適切な使用から機器を保護することで、損傷や故障を防ぐのに役立ちます。アプリケーションの最適なパフォーマンスを達成するのに役立ついくつかの機能があります。
LINAK®I/Oインターフェース用Actuator Connectコンフィギュレーターで設定可能な I/O電動アクチュエータの保護機能をご紹介します。
I/Oインターフェイスの詳細についてはこちらをご覧になるか、または最新のActuator Connectコンフィギュレータの無料バージョンをダウンロードしてください。
現在のカットオフ機能はどのように機能しますか？
電流制限アルゴリズムは、電動アクチュエータが障害物にどのように反応するかを記述します。つまり、障害物を検知する方法と、障害物に反応するスピードです。
電動アクチュエータの電流消費が設定された制限値を超えると、電動アクチュエータは、モータ速度を制御するために使用されるパルス幅変調 (PWM) を使用して、設定された電流制限値を下回るように調整します。電動アクチュエータは、ホールフィードバック信号の監視によって決定されるように、アクチュエータが動きを停止する（機械的にブロックされる）まで継続的にこれを行います。設定された時間内にホールパルスがない場合、電動アクチュエータは停止します。
スピードランプアップ/ダウンの利点は何ですか？
LINAK®は、電動アクチュエータのスタート設定（ランプアップ）とストップ設定（ランプダウン）を、インスタントストップの代わりに提供しています。立ち上がりと立ち下がりでは、電動アクチュエータは動作開始時にはフル速度までゆっくり加速し、停止時にはフル速度からゆっくり減速します。この機能により、バウンシングを回避し、スムーズな操作を実現します。
LINAKのデフォルト設定にするか、独自のランプスピード設定を行うかを選択することができます。この機能により、スムーズな動作を実現し、機器への負担を軽減し、電動アクチュエータの耐用期間を大幅に延長します。
動作条件とは何ですか？
場合によっては、電動アクチュエータが動作するまでに必要な外的要因があることもあります。3 番目のデジタル入力を外部の前提条件として使用し、動作させることができます。
例えば、外部センサーからの信号をアクチュエータに直接接続して、動作前にこれらの条件が確立されているかどうかを確認することができます。
I/O™電動アクチュエータには、この制限に達するとモーターへの電力を遮断する事前定義された電流制限があります。ここでは、ストローク長全体にわたって特定の電流制限を設定し、それぞれ10%の間隔で各方向に10 個の可変制限を設定できます。スタートとストップの設定により、動作の開始と停止時に電動アクチュエータの速度を徐々に増減させることができます。この機能は電動アクチュエータの製品寿命を延ばすだけではなく、機械の動作をスムーズにします。
