アンドレアス・マーティン氏の趣味は料理です。医師としてストレスの多い1日を過ごした後、リラックスさせてくれるのが料理です。この新しいアパートに引っ越してきたとき、キッチンは機能的なスペースとなるだけではなく、団らんの中心となることが分かっていました。そのため、アンドレアス・マーティン医師はドイツのキッチンメーカーSachsenküchen社のキッチン「ERGOmatic」を選びました。
マーティン医師はキッチンの高さが調節できるのを見てすぐに魅了されました。「これは本当に素晴らしい機能です。それぞれの活動に合わせて高さを変えることができるのですから」と、アンドレアス・マーティン医師。
多くの人々同様、マーティン医師の家でもキッチンが団らんの中心でした。アイランドキッチンはキッチンとリビングルームの堺にあり、この2つのエリアをつないでいました。
「パーティの終わりには誰もがキッチンに集まっています。僕の家では、パーティはキッチンから始まります」と、マーティン医師は言います。「友人が家に来るときは、アイランドキッチンを1番高い位置にセットします。 これで天板がスタンドアップテーブルに早変わりし、グラスやお皿が置きやすくなります。僕がアイランドキッチンで高さを変えるとゲストは驚いて、後々まで強い印象が残るみたいです。キッチンの高さを変えることができるというのは、未だに多くの人々にとって新しいコンセプトですからね」と、医師は言います。
キッチン「ERGOmatic」を医師のアパートに設置したのは2013年12月でした。以来、キッチンは高さを常に調節し、大活躍しています。モーターはスムーズかつ静かに天板を昇降させます。Sachsenküchen社のElko Beegマーケティング・ディレクターは、「LINAKのモーターシステムは極めて信頼性が高く、操作しやすいのが特徴です。いかにアイランドキッチンが重くても問題なく高さを調節します」
タッチパネルを使い、3つのよく使う高さを記憶させることができます。これにより、キッチンをさらに快適に活用することができます。マーティン医師はキッチン「ERGOmatic」に興奮しています。「僕達が引っ越すときにはこのキッチンも連れて行きますよ。それは確実です」と言います。
ボタンやタッチパネルの操作1つで、8台の電動昇降装置が幅3 mにも及ぶキッチンの高さを20 cm調節します。Sachsenküchen社のERGOmaticシステムでは、キッチンを高さ855 mmから1055 mmまで調節可能です。
家族はそれぞれに身長が異なり、その全員がキッチンで調理することがあるでしょう。高さを変えられないキッチンでは、誰にとっても理想的なキッチンの高さとなりません。ある人にとっては高すぎる天板も、別の人にとっては低すぎることもあるでしょう。
電動昇降装置で身長差を埋めるべく、天板を昇降することで、全てのユーザーに最適な高さに変えられる柔軟なキッチンとなります。しかも、メリットはそれだけではありません。アンドレアス・マーティン氏とそのパートナーであるロミー・エッカート氏は2人共長身ですが、この機能をとても便利だと感じています。
ロミー・エッカート氏とアンドレアス・マーティン氏は昇降キッチンを導入して正解だったと言います。
野菜を洗ったり、玉ねぎを切ったりするときと、大型鍋をかき回しているときとは、必要な台の高さが異なります。ダルムシュタット工科大学の研究でもこのことは明らかになっています。 料理好きならば、この機能をとても便利だと実感するでしょう。マーティン医師は、「プライパンを使った調理では、コンロの高さをちょうどいい位置に調節します。料理がさらに楽しくなりました」