いずれのバージョンも、エレガントでスリムなデザインを特長としています。また、Bluetooth®テクノロジーに対応、静音動作、スピードコントロール、アンダーベッドライト、緊急時手動下降機能などの共通した優れた機能・特長もありますが、LINAK TD4 StandardとTD4 Advancedデュアルアクチュエータには若干の違いがあります。
外観は語る
TD4は、いずれのバージョンも新旧さまざまな機能を標準装備したLINAK TWINDRIVE®(ツインドライブ)アクチュエータの新しいスタンダードとなっています。TD4 Standardにはこれらの機能が標準装備されており、TD4 Advancedにはこれらが標準装備されている上、さらに多くの機能をシステムに追加できるようになっています。
上の写真を見ると、TD4 Standardには電源ケーブル用ポートが1つだけしかありませんが、TD4 AdvancedにはRJ45ポートが1つと、DCポートが2つあるのが分かります。そのため、さらに高度なリクライニングベッドシステムを設計することができます。このようにして、外観から2つのバージョンを見分けることができます。
特長 - 共通点
上述の機能についてもう少し詳しく説明します。TD4のいずれのバージョンも負荷にかかわらず、一定速度で動作します。そのため、ベッドポジションを快適に調節することができます。LINAKでは、これをスピードコントロールと呼んでいます。
環境への配慮の側面では、TD4のいずれのバージョンもPVC-Free™(PCVフリー)素材を使用し、待機電力消費量0.1W未満を実現したZERO™テクノロジーを採用しています。
特長 - 相違点
これら2つのバージョンの相違点は、TD4 Advancedにはより多くのポートが装備されており、機能を追加することができる点です。この点は、電動アクチュエータやアクセサリーの増設を可能にしたCBH Advancedに似ています。たとえば、(TD4と接続している)CBH Advancedにシングルアクチュエータを接続し、動作させることにより、フットサポートやネックレストを細かく調節することができます。
また、TD4 Standardと異なり、TD4 Advancedでは多くのポジションを記憶させることができます。また、オプションで2台のベッドを同期運転することも可能です。
お客様に最適なTD4バージョンは、お客様の要件により異なります。詳細は、 お近くのLINAKオフィスまたは販売代理店までお問い合わせください。
TD4に関する詳細は、製品概要でご確認ください。
まとめ
TD4 Standard = TWINDRIVEの新しいスタンダード:充実した機能
TD4 Advanced = TWINDRIVEの新しいスタンダード + CBHコントロールボックスを介してアクチュエータチャンネル追加 + 同期運転 + メモリーポジション機能