現在の廃水処理施設での処理プロセスを管理するため、無数の電動シリンダーが設置され、バルブを確実に開閉させています。バルブを自動開閉させ、操作を簡単にするために、LINAKは廃水処理施設に最適な電動シリンダーソリューションを開発しました。このシステムは極めた耐久性が高く、自動でも手動でも操作が簡単で、手間なく設置できることが特徴です。
デンマーク・オーフス近郊のMarselisborg廃水処理施設では、遠心沈降機、沈殿槽、大型回収リアクターで構成されるシステムが廃水からリンを抽出しています。これにより、生物学的処理にかかる電気代を節約することができます。また、プロセスを遅延させ、パイプの故障の原因となる沈殿物の蓄積も回避します。
省エネにも貢献する電動シリンダー
LINAK®シリンダーは遠心沈降機を通過した汚水を沈殿槽に振り分ける際に重要な役目を果たしています。リンをスムーズかつ効率的に抽出するには、このプロセスが極めて重要です。
抽出された化合物は庭師やグリーンキーパーが使用するストルバイトとなります。ストルバイトは小売りすることもできるため、廃水処理施設は、省エネと維持費の削減に加えて収益を出すこともできます。

取り付けが簡単な耐久性の高い電動シリンダー
LINAK電動シリンダーはバルブがこの処理を行えるようにしました。LINAK製品は極めて過酷な環境でも長年使用できることが試験されています。フランジISO規格F07 / F10に適合するように特別に開発した取り付けブラケットにより、バルブのフランジへの取り付けが極めて簡単です。シリンダーを取り付けたシステムは、外部ユニット(WCU)とSCADAソリューションにより、簡単に操作できます。

電動シリンダーが廃水処理施設をどのように改善したかに関するご質問は、 お近くのLINAKオフィス までお問い合わせください。