ハイブリッドワークモデルはまだ決まった形があるわけではありません
様々なショールームで、テレワークソリューションを組み込んだプロモーションやディスプレイが行われました。 多機能家具や、自宅に馴染む色や質感など、業界がこの分野にいかに投資しているかを垣間見ることができました。 その一方で、今後「ハイブリッドワークモデル」がどうなっていくかについては、まだ曖昧であることも露呈されました。 すべての企業が同じ方針を立て、同じメリットを享受するわけではないのです。 また、多くの企業はオフィスの規模を縮小することを検討し始めており、これにより、オフィス環境を完全に変わっていくでしょう。 業界は、これらすべての状況や不確実要素に直面し、今後どうなっていくのかが全く予測できません。 これは必ずしも悪いことではないかもしれません。 このような状況にあってこそ、私たちは創造性を解き放ち、イノベーションを進化させます。 自宅とオフィスの両方に、ユニークなデザインとアイデアを適用する機会がさらに増えるでしょう。
人とのつながり方
将来的には、今ほどオンラインサービスを利用することはなくなるかもしれませんが、オンラインコミュニケーションは、生活の大きな一部として定着するでしょう。 多くのオフィスワーカーがテレワークを継続する中、一部の職場環境はチームで集まれるハブとして役割を変化させるかもしれません。 NeoCon でもこのテーマについて取り上げています。 企業は、会議室やコラボレーションスペースを通じて人とのつながりを維持しながら、バーチャルを活用したコミュニケーションを導入するため、様々な方法を提案していました。 顧客とのつながりは重要ですが、会社の同僚や社員とのつながりも、同様に重要です。 新しいテクノロジーを取り入れ、人々のコラボレーションとつながりのある職場環境を促進する製品へ投資することは、生産性や士気、仕事満足度を高めるだけではなく、リクルーティングで優秀な人材を惹きつけるのにも役に立ちます。 つながりを保つことは、ビジネスを成功させる鍵となるかもしれません。
サステナビリティはしかるべき注目を集めている
新型コロナウイルスの感染拡大が始まった当初、人々と企業は最も重要なことが何かを考えるのに少し時間がかかりました。それはサステイナビリティで、何度となく、最重要事項であることが示唆されてきました。 2020年にデザイン業界が実施した ThinkLab 調査の結果でもこのことは明らかでした。デザインを求める顧客の47%が、省エネと環境に配慮した建物・敷地利用を先導するシステム「LEED」やオフィスや街の性能評価システム「Well」を採用した製品をより高く評価したのです。 NeoCon 会場の「the Mart」では、随所でサステイナビリティが取り上げられており、特にメトロポリス誌のショールームでは、これに特化したフォーカスエリアが設えられたほどでした。 このスペースは「サステナビリティラボ」と名付けられ、その中では多くの企業が、より持続的な未来のためにしていること、または提供していることを紹介していました。
また、色のトレンドなど、広がりつつある静かなムーブメントもあります。 かつて業界は、毎年新色に躍起になっていましたが、このような目まぐるしく変わるトレンドをスローダウンし、トレンドが環境にもたらす影響を抑えようとする取り組みがあります。 新色ばかりに人気が殺到すると、前シーズンの色や製品が脇に追いやられ、無駄が生じます。
次回の NeoCon が、わずか8ヶ月先に控えています。業界が次にどのようなワークプレイスを計画しているのかを知るのもそんなに先ではないでしょう。 今、私たちが分かっていることは、オフィスには様々なことが起きており、私たちを刺激的で新しい方向へと導く、クリエイティブなデザインが披露されるだろうということです。
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NeoCon について
NeoCon は、米イリノイ州シカゴの「the Mart」で開催される、商業デザイン業界で最も権威ある年次イベントです。
NeoCon の名前の由来は? 驚くかもしれません。 「National Exposition of Contract Interior Furnishings」として始まったこの毎年恒例のイベントは、既に50回以上も開催しています。 NeoCon のほうが響きが良いですね。
NeoCon では、LINAK は10-100に常設ショールームを構え、最先端の電動アクチュエータデザインが可能にする LINAK ならではのテクノロジーやソリューションを展示します。LINAK のブースでは、高度な動きを創り出すソリューションでオフィスにイノベーションをもたらすさまざまな方法を、実際に体験していただくことができます。 会議室用家具、オフィスデスク、メディアスタンド、昇降プラバシーパネルなど、LINAKでは、あらゆるオフィス家具に動きをもたらす電動昇降装置やコントローラー、デジタルソリューション一式を幅広く取り揃えています。
オフィスは変わりつつありますが、デスクが消えることはありません
年代の異なる10人にオフィスにあるものを尋ねれば、彼らのほとんどが「デスク」と答えるでしょう。 多くの未来学者がデスクを「絶滅品種」とみなしているのは驚くべきことです。 これらの学者が想像するオフィスシーンは現状とは大きく異なります。つまり、未来のオフィスワーカーたちはソファーでくつろぎ、ミーティングルームの真ん中に置かれたスキーリフトのようなチェアで同僚たちとおしゃべりを、会社建物の隣りに建てられた禅ガーデンを散歩しながらクリエイティブなアイデアをブレーンストーミングするというのです。 素晴らしき新世界! 誰だってこんなふうに仕事したいですよね?
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電動昇降デスクの沿革
1990年代に業界に衝撃を与え、グローバルトレンドを巻き起こしたこのテクノロジーは、どのようにオフィス風景を変えるのに貢献してきたのでしょうか? 革命的な電動昇降デスクコンセプトを誕生させたのは、LINAKでした。 1000万もの電動昇降デスクシステムが販売される今日においても、LINAKはこの業界を牽引し、イノベーション、品質、デザインの新たな基準を更新し続けています。 一歩先行くLINAKを、他社が追従してきました。 LINAKと電動昇降デスクは密接に結びついています。なぜでしょうか?
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オフィスからホームオフィスになっても人間工学の重要性は変わりません!
ニューノーマルなワークスタイルにより、仕事場をオフィスデスクから自宅のキッチンテーブルへと変える人が増えています。 また、世界の状況から職場への通勤が再開されても、在宅勤務(テレワーク)は一定の形で継続されるとみられます。 テキサスA&M大学人間工学センターのマーク・ベンデン博士とマーサ・パーカー研究員は、現在と今後の在宅勤務の課題を乗り越えるための多くのヒントとコツを提案します。
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