「今日、最新のオフィス環境は、電動昇降デスクなしには語れません」Maersk Germany社のエージェンシー オペレーション コーディネーターであるThomas Schumacher氏は、今日のオフィス環境で、昇降オフィスデスク・昇降作業台が不可欠だと確信しています。
Schumacher氏はデンマークの船会社のドイツ本社の移転をサポートしました。Maersk社はハンブルク有数の商業地域ハーフェンシティの中心にある新設の建物に移転しました。新本社はエリクス コントー地区にある建物の3階分、総床面積4000㎡を占めています。
全てのオフィスデスク・作業台を高さ調節可能にすることには数多くの利点があります。
「移転前、当社の4割は昇降デスクを導入していました。社員は頻繁に私たちの所へ来て、電動昇降デスクの導入について検討して欲しいと訴えていました」と、Schumacher氏は言います。
移転するまで、Maersk社はこの件に関して、「電動昇降デスクは腰痛問題を抱え、会社の産業医から推薦状を得た社員にのみ提供する」と、他の多くのドイツ企業と同じスタンスを取っていました。Maersk社は移転し、インテリアデザインを刷新するに当たり、昇降デスクを含めた人間工学に基づいたオフィスデスク・作業台を全社員に提供することにしました。 Maersk社の新オフィスがドイツ・ハンブルクのハーフェンシティ地域内エリクス コントー地区に移転
写真提供：Karl Huber Fotodesign社、Alexander Huber氏。
この決定を後押しした1つの大きな要因として、北欧の会社では、昇降デスクが一般的に導入されていることが挙げられます。デンマークだけを取り上げると、全職場の95％が昇降デスクを導入しています。
ドイツとデンマークの機能的デザイン
Maersk社のルーツがデンマークであるため、人間工学だけではなく、光と現代的なデザイン面も重要視されました。ドイツ本社の家具を手掛けた家具メーカーWINI 社は、適切な技術を導入した適切なデザインを提案しました。Maersk 社はWINEA ECOデスクシステムを採用しました。
WINI 社は、長年、LINAKの電動昇降装置を採用してきました。信頼できる技術と高品質な電動昇降装置に加え、LINAKではPIEZO™（挟み込み防止機能）メカニズムや待機電力消費量を抑える機能など、いくつもの素晴らしいテクノロジーも提供しています。
その控えめで、明るい色のデザインはお客様の要望にピッタリと合うものでした。天板からフレームに至るまで、全てのデスクは白で統一しました。数々の会議室やミーティングエリアでは色を追加しました。従来型の長方形のデスクに加え、Maersk社のハンブルクオフィスでは、「DUO」ワークステーションも導入しました。Maersk社が職場環境の欠かせないエリアとして位置付けるミーティングエリアの多くでは、このスペースを取らないDUOワークステーションが特に重宝します。
「社員は、ちょっとした話し合いには、ミーティングルームやラウンジエリアを使用することを望んでいます。また、プロジェクトに集中して、これまでにないクリエイティブなアイデアを捻出するために静かな集中エリアを必要としている際にも、うってつけです」と、Thomas Schumacher 氏は説明します。
LINAKの電動アクチュエータを採用したWINEA ECOデスクシステムでは、ユーザー1人ひとりが高さを調節することができます。
Maersk Germany 社で使用されているWINEA ECOデスクシステムにはLINAKアクチュエータが採用されています。
価値ある投資
社員がアクティブで健康的な職場環境を最大限に活用したいと考えている場合に限り、会社は人間工学に基づいたオフィス環境作りへの投資を検討すべきです。社員が立ったり座ったりして姿勢を変えながら働く場合にのみ、昇降デスクは効果的です。
「当社の社員は昇降デスクを積極的に使用することを強く希望していました」と、Schumacher氏。
「頻繁に立ったり座ったりしながら働きたい社員もいれば、滅多に座らず、基本的に立ったまま仕事をしたい社員もいます」
特に多くの若手社員は昇降デスクはオフィスに欠かせないと考えています。その上、若手社員は人間工学に基づいた職場を期待しているため、彼らにとって、電動昇降デスクは必須アイテムでした。
写真提供：Karl Huber Fotodesign社、Alexander Huber氏。
