デンマークにある小さく風光明媚なアルス島に暮らす人々は、現状を打破したり、現在の基準を改善していくことに勇敢です。地元企業数社はイノベーティブな製品作りで国際特許を取得しており、人々は歴史的な変化に慣れています。絵画巨匠であるJorgen Petersenさんとその妻Helle Petersenさんにとって、家族のキッチンのリノベーションは、大規模なキッチンイノベーションとなりました。
「私たちのキッチンは家の築年数と同じ古さで・・・」と、Helle Petersenさんは説明します。「・・・全てが古びた感じで、しかも、キッチンカウンターが私達には低すぎました。そこで、基本的にキッチンは全てを取り壊して、ゼロからやり直す必要がありました。実際にゼロからやり直しました!」
昇降キッチン
友人やPetersenさんの仕事仲間からの推薦で、デンマークの専門業者、Sonderborg Kitchen社と契約し、そこからは物事が素早く進んでいきました。
「家の床面積は125 m² しかなかったため、少ないスペースを最大限活用することに非常に意識を集中しました。Sonderborg Kitchen 社は平均的なテーブルや棚システムよりも高度なソリューションと品質を提供していることを知っていました」と、Helle Petersen さん。
結果として、高品質なテーブルや棚など、おしゃれなデザインのキッチンになりました。しかし、部屋の真ん中にある2m²のアイランドキッチンが、Petersen家のキッチンを目立たせています。アイランドの中にLINAK Baselift™ 昇降装置を取り付けたこのキッチンは、デンマークの個人宅に導入された昇降キッチンの第一号だったと考えられます。
「素晴らしいの一言です。私たちはとても満足しています」Helle Petersen さんは大きな笑みを浮かべ、そう答えました。「私たちは2人共料理が好きで、たとえば、Jorgenはソーセージ作りにはまっていて、2人で頻繁にパンを焼いたりもしています。昇降アイランドキッチンは、テーブルの高さを変えられるので、キッチンでの作業をずっとストレスのないものにしてくれています」
手間を掛けずにスペースを最大限に活用
Petersen家のキッチンの中心を占めるアイランドキッチンの作業高さは87cmから97cmの間で調節でき、これはほとんどの北欧人に対応する、十分な高さ範囲です。
Baseliftはアイランドの一番下の見えない場所に取り付けられており、テーブルの下のキャビネットも昇降できるため、棚やその中に収納している調理器具にアクセスしやすくなりました。
「これら全ての機能、高さ調節機能、テーブルの下のキャビネットスペースの最大活用で、料理がもっと喜びに満ち、もっと楽しいものになりました。古いキッチンを使っていた頃より、明らかにもっと料理をするようになりました」Helle Petersenさんはそう言いながら、天板を下げ、昼食のために焼き立てのライ麦パンをスライスしました。
事実:
昇降キッチンは2015年の夏にノスボルクに住むPetersen宅に取り付けられました。これは、LINAK電動昇降装置を採用し、デンマークの専門業者Sonderborg Kitchen社が施工したパイオニアプロジェクトでした。