低電力のバリューチェーン
バッテリーを搭載したリクライニングチェアなら、ケーブルやコンセントを気にすることなく、好きな場所に設置することができます。しかし、従来のバッテリーは、保管場所や小売店、家庭で自己放電してしまうことが大きな課題でした。そこで、工場出荷後にバッテリーがすぐに放電してしまうという問題を解決する方法を検討しました。そこで登場したのが、ディープスリープモードです。
ディープスリープモードとは
ディープスリープモードとは、バッテリーが一定時間使用されないとバッテリーが切れる状態のことです。これは電力を節約し、工場から出荷された後も、必要な電力を長期間保持できるようにするためです。システムに接続されていない場合、ディープスリープモードに入るには 65 分かかります。
ただし、システムに接続されている場合は、約40日間使用しないとディープスリープモードに移行します。これによりBA002バッテリーは、製造から組み立て、長期保管に至るまで、完全に放電することがなくなります。
バリューチェーン全体を 100%充電
シンプルなことですが、その効果は絶大です。バリューチェーンに関わるすべての人に利益をもたらします。ディープスリープモードにすると、保管中のバッテリーや椅子の定期的な充電が不要になるだけでなく、保管、組み立て、輸送の際にもそのまま使用することができるようになります。
小売店にとっては、バッテリーが消耗した本体を消費者に販売することを避けることができるソリューションです。チェア の充電や使用に手間がかからないため、最終的にはブランドの評判が向上し、顧客満足度が向上します。
