LINAK OpenBus™ - 安全機能
LINAKはOpenBus™コントロールボックスをシリーズで用意しております。これらは、複数台のアクチュエータを組み合わせ、複雑かつ正確な動きを可能にするだけではなく、いくつもの安全機能が搭載されています。
電源ランプ
LINAKコントロールボックスには電源ランプが付いています。そのため、医療従事者や介護者は医療・介護機器が電源に接続されていることが瞬時に分かり、安全に動かすにはケーブルの接続を外す必要があると認識するため、ケーブルへの損傷リスクを低減します。さらに電源ランプはシステムが安全に使用できる状態にあることをカラーコードでお知らせします。
SMPS( スイッチング電源)の搭載されたLINAKコントロールボックスは、待機電力消費量が少ないながら、高い出力電力および効率性を実現しています。SMPSは機器への負荷にかかわらず、電動アクチュエータの一定した動作速度をサポートします。
LINAKソリューションのユニバーサル入力電圧方式により、入力電圧にかかわらず、世界中でお使いいただけます。そのため、電圧供給が安定していない国・地域で特に便利です。
充電インジケータ
LINAK OpenBus™(プログラマブル)テクノロジープラットフォームには、データを送信し、充電時期を知らせる2つの回路で構成されるLINAKだけの安全コンセプトが搭載されています。この機能を作動させるには、データ・充電インジケータをオンにする必要があります。これにより、意図しない動作が起きるリスクをほぼゼロにし、医療機器の安全性を高めます。
過負荷保護機能
過負荷保護機能(EOP)がコントロールボックスに内蔵されています。過負荷保護回路はこれを監視し、事前に設定した安全水準に電流を制限します。
ブレーキアラーム
LINAK OpenBus™(プログラマブル)コントロールボックスにはブレーキアラーム(ブザー)が付いています。システムに電源を入れると、車輪のブレーキが効かない場合にアラームを作動させます。そのため、病院用ベッドへの損傷を防ぐのに役立ち、患者がベッドに出入りする際のベッドの揺れを防ぎます。
LINAKコントロールボックスの標準およびオプションの安全機能についてはこちらでご確認いただけます。