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CAN SAE J1939 ® - オフハイウェイ車両で適用される規格

電動シリンダーに CAN SAE J1939 通信機能を搭載した、オール・イン・ワン・パッケージ・ソリューションを提供しています。 CAN BUS通信機能を搭載した LINAK® 電動シリンダーは取り付けが簡単で、幅広い重機械でご使用いただけます。

 

CAN SAE J1939 とは?

CAN SAE J1939 は Society of Automotive Engineers(SAE)が開発し、ECU(電子制御ユニット)で一般的に使用されている通信手段で、全てのメーカーに共通する言語を提供しています。 CAN SAE J1939 は、物理コントローラー エリア ネットワーク(CAN)層ベースの、より高層なプロトコル(HLP)を提供しています。

このプロトコルは数十年にわたり市場で提供されており、スマートオートメーションに対応しているため、建設機械、マテハン機器、林業機械など、オフハイウェイ車両/荒地走行車両で広く使用されています。

 

SAE J1939 CAN BUS 通信機能を搭載した、LINAK 電動シリンダー

近代的な農業、建設、移動式屋外機械では、機械制御要件が極めて重要です。

このソリューションは、高度BUS通信機能搭載型電動システムです。 LINAKは、SAE J1939 CAN BUS通信機能を搭載し、サイズとパワーを自由にお選びいただける電動シリンダーを数種類発売し、自動化・無人化の可能性を広げました。

CAN SAE J1939 は LINAK の IC(ドライバー内蔵)™ プログラムの一部で、この広く知られているBUS通信を採用したことにより、お客様は電子回路をカスタマイズすることなく、そのままCAN BUSシステムで電動シリンダーを動かすことができます。

CAN J1939 ロゴ
 

CAN BUS通信機能を搭載した電動シリンダーは取り付けが簡単で、農業機械や建設機械など、幅広くご使用いただけます。 コネクティビティを改善し、リアルタイムでデータを送受信することができるため、制御システムとCAN BUS 通信機能を搭載した電動シリンダーが簡単に相互通信できるようになりました。

 

統合と調整が容易なオプション

部品数とケーブル本数が少ない LINAK の CAN SAE J1939 搭載型電動シリンダーは、取り付けが簡単で、貴社製品に既に搭載されているCAN BUSネットワークに簡単に接続できます。 これらの電動シリンダーは全て、同じ機械のプログラムを少し変えるだけで、複数の機能を実行できるため、取り扱いが簡単です。

 

特長・利点

このように BUS 通信機能を搭載していることにより、電動シリンダーがメンテナンス計画、診断、故障対応に必要なデータを通信でき、大幅にメンテナンスコストを削減します。

CANopen 電動シリンダーは、フルポジション制御に加え、ピストン位置、サービスデータ、各種診断データを通信します。

CAN SAE J1939 搭載電動シリンダーの特長

 

特長

説明


 

ハードウェアとソフトウェアのアドレス

シンプルなピン構成を変更することにより、7つのユニークなCAN アドレスを生成します。 そのため、取り付けや交換が簡単になるだけではなく、1台の電動シリンダーを複数の目的で使用することも可能です。

LINAK サービスツールや J193 診断機能を使って、ソフトウェア CAN アドレスの割り当てができます。

 

ダイナミックな速度調節

CAN BUS ネットワーク上での速度の直接読み取りおよび電動シリンダーの動作中の速度調節を行います。

 

ソフトスタートとソフトストップ

ソフトスタート・ソフトストップの作動時間を CAN コマンドで直接設定できます。 機械にかかるストレスを軽減し、よりスムーズな動作を実現するランプタイムを設定できます。

 

適合種類拡大

Autobaud に加えて、様々な固定式通信速度に対応しており、幅広い機械でお使いいただけます。

 

 
 
 

CAN SAE J1939 搭載型電動シリンダーの利点は数多くあります

  • 電動シリンダーの位置をリアルタイムで確認 
  • 速度、稼働時間、電流、その他のステータスなど、有用なフィードバックの監視
  • 現在のデータと履歴データに基づく完全な診断とサービス概要示
  • 部品点数が少なく、シンプルな配線で機械への取り付けが簡単
  • 柔軟性を増すことで同じ電動シリンダーを多様な機器に適応可能に
  • サービスデータにより、トラブルシューティングとメンテナンスを迅速化
 
 

詳細をお知りになりたいですか?

連絡先アイコン

J1939 搭載型電動シリンダー やその他のインタフェースについて詳しくは、LINAK におたずねください。

LINAK まで今すぐご連絡ください

 
 
「LINAK では、商用車部門におけるネットワークや通信のオープンスタンダードを定義する CAN SAE J1939 が搭載された製品を揃えています。 CAN BUS プロトコルは柔軟な標準通信設定で、お客様の多様な用途でご利用いただけます。」
Thomas Møller 、TECHLINE の技術営業アプリケーションエンジニア
 
 

CAN BUS に関する資料

ソフトウェア用 CAN BUS ユーザーマニュアルバージョン1
ソフトウェア用 CAN BUS ユーザーマニュアルバージョン3

CAN DBCファイル(CANデータ) で簡単設定が可能です。CAN BUSデータを物理量に変換できます。

ご使用中の CAN BUS バージョンはこちらでご確認いただけます。

 
 

BusLink

BusLink

LINAK® IC(ドライバー内蔵)電動シリンダーは BusLink ソフトウェアから設定できます。

最新のBusLink ソフトウェアの無料版をダウンロードし、電動シリンダーの設定や、サービスデータの確認にお役立てください。 基本機能についてはこちらでご確認いただけます。全ての通信プロトコルには固有の特徴・ガイドラインがあります。

 

ご質問がありますか?

- LINAKのチームが技術に関するご説明をいたします。新規開発案件などは、お気軽にご相談ください。

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