堅牢な設計、アルミ製ハウジング、高い保護等級が特徴の電動アクチュエータLA25は、過酷な環境で使用される機器に最適です。
また、オプションのATEX/IECEx 認証も取得可能です。また、 LA25 は狭いスペースにも適しています。
LA25 はIC Integrated Controller™シリーズの一つで、産業用途とオフハイウェイ用途の両方で、既存のコントロールシステムとシームレスに統合できるように設計されています。スマートで信頼性の高い動きを実現するさまざまな産業用インターフェイスを提供します。
LINAK® I/O™ インターフェースを選ぶことも、以下を含む幅広い通信プロトコルから選択することもできます。
Fieldbus:
さらに、これらのオプションの中にはPLUS+1®Complianceに対応しているものもあります。
IC – Integrated Controller™を搭載した電動アクチュエータの詳細を見る。
製品および通信オプション
これらの接続図は、LINAK LA25 電動シリンダーの接続方法の概要を示しています。
LA25 with:
CAN bus - ご使用中のCAN busのバージョンを確かめる方法
LINAK®では現在、2つのCAN busソフトウェア(v1.x、v3.x)をインストールした電動シリンダーを提供しています。
現在ご使用中のLINAK BusLinkソフトウェアのバージョンを調べる方法
ソフトウェアバージョンを確認するには、電動シリンダーをBusLinkソフトウェアに接続します。 「Connection Information(接続情報)」タブが表示されます。 下の例では、LA36 CAN bus 電動シリンダーのバージョンは3.0です。
詳細は、 CAN bus ユーザーマニュアルの「BusLink service interface(BusLinkサービス・インタフェース)」の章をご覧ください。
バージョン1.xとバージョン3.xの違い
CAN BUS v3.0には、ハードウェアのアドレス指定、ダイナミックスピード調整、ソフトスタート/ストップコマンド、適合拡大(125 kbps、250 kbps、500 kbps、Autobaud)などのさまざまな新機能が搭載されています。
ソフトスタート/ストップ機能は、CAN bus コマンドで定義する必要があります(バージョン 3.xでのみご利用いただけます)。 「0」に設定すると、ランピング(穏やかな傾斜状の動作)はありません。 「251」に設定すると、電動シリンダーは事前に定義した工場設定で動作します。 0-251の数値に設定すると、それがランプタイムとなります。
詳細は、 CAN bus ユーザーマニュアルの「Communication(通信)」の章をご覧ください。
BusLink クイックガイド
BusLinkアイコンをクリックすると、お使いの電動シリンダーでのBusLinkプログラム方法が表示されます。
電動アクチュエータ・電動シリンダー システムの仕組み ・構造・作動原理
リニアアクチュエータ システム(電動アクチュエータ/電動シリンダー)では、電動リニアアクチュエータが一般的です。 システムはスピンドル、モーター、ギアの3コンポーネントで構成されています。 モーターは、必要な推力やその他の要素により、直流または交流から選べます。
オペレーターがボタンやコントローラーを押すと、信号が送信され、モーターが電力を機械的エネルギーに変換し、スピンドルに接続したギアを回転させます。 これがスピンドルを回転させ、スピンドルのナットとピストンロッドが外側または内側(オペレーターが出した信号により異なります)に向けて移動します。
原則として、溝の間隔が狭く、スピンドルピッチが細かい場合は、速度は遅くなりますが高い推力が実現されます。 一方、溝の間隔が広く、スピンドルピッチが粗い場合は、速度は早くなりますが推力が低くなります。
Actuator Academy™をご活用ください
産業機械に最適な電動シリンダーの特徴や技術について理解を深めることができます。
電動アクチュエータ システムのそれぞれの違いは?
電動アクチュエータ システムは種類もサイズも様々です。車椅子など狭い場所に収まる小型のものから、ホイールローダーエンジンフードなど重量のあるものを移動するための大型でパワフルなシステムまで豊富に揃っています。異なるのはサイズやパワーだけではありません。デザインも実に多様です。
オリジナルのデザインではモーターのハウジングがギアとスピンドルの外筒から横には出っ張って設計されていますが、 狭いスペースに取り付ける必要がある場合は、出っ張った形ではないインライン電動アクチュエータを使うことで、限られたスペースに納めることができます。デスクや一部の医療機器では、2または3段式インラインの電動昇降装置が使用されています。
LINAK の創立者兼CEOであるベント・ジェンセンが1979年に初めて電動アクチュエータシステムを開発して以来、LINAK は新しい電動アクチュエータやそれに伴うイノベーティブな技術を世に送り出し、さまざまな分野の動作ソリューションを改良してきました。
LINAK は動作速度やストローク長、推力の異なる電動アクチュエータや電動昇降装置を多種、設計・製造しています。小型の電動アクチュエータLA20LA36まで、LINAKの電動アクチュエータは、ほぼあらゆる機器に合わせてることができます。
カスタマイズオプションはほぼ無限で、貴社製品に合わせて電動アクチュエータを設計することができるため、リストに記載されている製品以上の電動アクチュエータをLINAKでは提供していることになります。
電動アクチュエータとは?
電動アクチュエータとは、回転運動を直線運動に転換する装置/機械です。これは、LINAK のように交流モーターと直流モーターを使用することも、油圧や空気圧を使うこともできます。
電動アクチュエータ システムは、正確かつクリーンな動作が必要とされる場面に最適です。電動アクチュエータは、大きな推力を必要とし、傾斜、昇降、牽引、押出を行うあらゆる機器に使用されています。
電動シリンダーを選ぶ理由
電動アクチュエータ システムは効率を高めるだけではなく、幅広い制御オプションやアクセサリーにより正確な動きを可能にします。電動アクチュエータシステムの制御オプションには、コントローラーやフットコントローラー、デスクコントローラー、コンピューターのソフトウェア、モバイル向けアプリなどがあります。
ホースやオイル、バルブなどを必要としない電動アクチュエータ /電動シリンダーシステムは、メンテナンスも基本不要で、ユーザーに安全な作業環境を提供します。また、高品質の電動アクチュエータは、厳しい環境で様々なテストを実施しています。これは、いつどんな状況でも最適なパフォーマンスで動作することを確認するためのものです。さらに、電動アクチュエータシステム及び各種アクセサリーは、広範な機械に簡単に取り付け、実装することができます。
必要とされる正確な動きを誰でも容易に実現できます。電動アクチュエータでは、CAN bus(LINAKでは、電動アクチュエータを制御するためにCAN SAE J1939とCANopenをご用意しています)などのスマート機能を追加することができます。ドライバー内蔵(IC)ソリューションなら、多種の位置フィードバックオプションやバーチャルリミット、ソフトスタート・ストップ、電流制限、速度調節が可能です。
ライセンス契約
ソフトウェアをダウンロードするには、エンドユーザーライセンス契約に同意する必要があります。